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ラボ(研究室)

ワームでよりアグレッシブに誘うという考え方(サカマタシャッドについて)

2014/10/26

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先日、近くのお店に寄ったら、DEPSのサカマタシャッドというワームが置いてあったので試してみようと思い一点購入してみました。メーカーさんのウェブサイトなどを見る限りでは、水中でそのままフォールさせたり放置して自発的なアクションをするというタイプではなく、釣り人側でアクションを加えることで多彩な動きを出せるワームのようです。
実際に、パッケージから取り出してみると最近の新製品のワームはかなり多くのメーカーの商品が”フレーバー”を加えているのに比べ、まったくの無臭で、ベタベタ感もなく柔らかい素材です。
左記の画像は、上から順に、
サカマタシャッド(DEPS)6in
ヤマセンコー(ゲーリーヤマモト)4in
T・N・Sオフセット(FINA)4/0
キロフック ワーム17(DECOY)4/0
です。

画像のように、テールの細い部分とボディ中央とで極端に厚み違いがありますが、中央の分厚い箇所もオフセットフックがセットしやすいように、かなり深い部分までスリットが入っています。
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右記の画像のように、スリットというには充分すぎるのではないかと思われるほどの幅の切れ込みがあるため、オフセットフックを取りつけるのが非常にしやすい上に、実際にアワセを入れたときも思い切りフッキングしなくてもあっさりとフックが出るのではないかと思います。どちらかと言うと、このワームに合わせるためには、4/0や5/0のフックをセットしたり、場合によってはトリプルフックやダブルフックをオフセットフックへ通して、トレーラー(事によると孫バリ)にする場合もあるのかと思いますので、当たり前の事ではありますがフックの切れ味がより重要になってくるのではないかと思います。
時間のあるときには、鮎の友釣りもする筆者からしますと、逆針つけて3本イカリ針にしたらフックの重さも軽くなるしフッキングも良くなるんじゃないかと思いましたので、これは実際のフィールドで試してみようと思います。

また、この深く幅広なスリットの影響もあってか、外見上、これだけの太さのあるワームにしては非常に柔らかく動きます。ボディは微振動でテールをよく振るという感じではなく、ワーム全体が釣り人側の入力に対してボディ全体が活き活きと動くというような感じです。

参考として、
サカマタシャッド(DEPS)6in
ドライブシャッド(O.S.P)4.5in
スプーンシャッドテール(NORIES)4in
を上下に並べて表示した画像を掲載します(スプーンテールシャッドに関しては、もっと大きなサイズもありますが手持ちがこれだけでしたので…)。

サカマタシャッドについては、上記のとおりボディ全体が柔らかく動くタイプ、ドライブシャッドは釣り人側の操作無しでもフリーフォールでテールがよく動きます。巻いていっても同様にテールを元気に振りますが、ボディ本体はあまり大きくは動きません。スプーンテールシャッドは、フリーフォールや放置で自発的に動いたりはあまりしませんが、巻いて使うと、テールを振りながらボディ全体がロール(くねくねとワームが曲がるのではなく左右に揺れる感じ)します。ボディ本体にラメがたくさん入れてあるため、かなりのフラッシング、明滅効果があります。

上記の3つ以外のワームでも、それぞれに動作特性があるかと思いますので、単にワームだから“弱い“釣りというのではなく、使いどころによってはハードベイト以上に水中で強力にアピールする方法や状況が存在するだろうと思います。
また、ソフトベイトの特性上、釣り人側でのカスタマイズが非常に簡単にできるため、合わせるフックの形状や大きさ以外にも明滅を強くするのにブレードを取り付けたり、場合によってはアワビシートや、沖釣りで使うサバ皮などを組み合わせても違った効果を得られるかもしれません。
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サカマタシャッドが、非常によくアクションする要因については、上記のようなスリット構造も影響した柔らかさのほかに、ワーム真正面から見た水掻きのようなフィン(メーカーウェブサイトでは”キール”と説明されています)が大きく影響しているようです。確かに、ここまではっきりとした水掻き構造があるワームも珍しいだろうなと思います。

バスフィッシング用のワームとしても、非常に面白そうなワームではありますが、個人的には沖へ出てボートでのシーバスを釣るのにも非常に面白そうだなと思っています。このところ、やはりもともとはバスフィッシング用に作られたビックベイトでのシーバスフィッシングが人気です。筆者もビックベイトを試した事はありませんが、釣行時に船宿さんに聞いてみると、やはりタイミングや運の問題も出てくるため、それほど簡単に出来るというものではなさそうです。しかし、このワームを使うとビックベイトほど強くない同じような釣り方や使いどころがたくさん出てくるだろうなと思います。
ワームには申し訳無いのですが、ビックベイト1個の価格に比較して安価なため、ルアーロストを恐れずより強気に攻めていけるというのも良い点だろうなと思います。

改めて、釣果など加えていきたいと思います。
続きます。

参考リンク

DEPS(デプス)
ゲーリーインターナショナル
NORIES(ノリーズ)
O.S.P
DECOY(カツイチ)
FINA(ハヤブサ)

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